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2008年03月18日

FOMCによる政策金利

明日(日本時間では19日3:15)にFOMCによる政策金利(FF金利の誘導目標)の発表があります。当初、0.50%の利下げが市場予想となっていましたが、今朝のFRBによる公定歩合緊急利下げを受けて、0.75%の利下げの予想が市場では強まってきているようです。またベア・スターンズ買収やカーライルキャピタルの解体などの報道もあり、一部(といっても意外と大きな割合かもしれない)1.00%の利下げを予想する声も挙がってきています。東京市場で激しいドル売りに見舞われましたが、ロンドン・ニューヨーク時間では明日のFOMCの利下げを睨み、とりわけ0.75%や1.00%の利下げを予想した投機筋のドル売りが強まるのではないか、と警戒感が募ります。東京時間午後はやや落ち着きを取り戻しましたが、ドル円もクロス円もショートカバーは弱く、株安と原油・金の上昇という構図も特に変わっていないため、嵐の前の静けさくらいに過ぎないのかもしれません。

米国の金融市場、とりわけ銀行間市場での資金不足は相当深刻だということなのですが、最大の要因は銀行間の貸し渋りにあるといわれています。ベア・スターンズの緊急支援もそもそも発端は貸し渋りで資金繰りに行き詰まった結果のようです。貸し渋り、といえば低金利のわが国でも長く続いてきましたが、米国のほうが市場規模も大きいだけに貸し渋りの連鎖=不安の連鎖もまたそうとう広がりを持ち、且つ深刻だということですね。

銀行間の取引は以前取り上げましたように、相対取引がベースになります。相対取引は懸念とか不安とかといったものに非常に脆弱です。相対取引が信用・信頼関係をベースに成り立っていることを考えれば当たり前なのかも知れませんが、話を戻して、明日の米国利下げ、いかほどの下げ幅になっても、根本的な懸念や不安の払拭にはならず、深刻化した米金融市場を嫌気したドル売り加速、との見方が一番自然のようです。
posted by navi at 22:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。「高金利通貨NZドルでスワップポイントを稼ぐFX!: FOMCによる政策金利」の管理人様。たまに遊びに来てます。いつも貴重な情報をありがとうございます。もし良かったら私のサイトにも遊びに来てください。
Posted by FXで稼ぐ情報商材 at 2008年05月03日 19:21
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